有馬しのぶさんの「その女ジルバ」の漫画が第23回手塚治虫文化賞の大賞に選ばれました。
有間しのぶさんの「その女ジルバ」はビックコミックにて2011年から2018年まで連載された漫画です。
「その女、ジルバ」は恋人なし貯金なし!の崖っぷちアラフォー女性・笛吹新が、平均年齢70歳の高齢バー・OLD JACK & ROSEで働き始めたことから始まるヒューマンドラマです。
有間しのぶさんのこの漫画、レビューが高い!
とても面白いと評判で評価もとても高い漫画です。
「その女ジルバ」の映画化やドラマ化はあるのでしょうか?
今回は手塚治虫文化賞の大賞に選ばれた有馬しのぶさんについて、「その女ジルバ」の漫画についてみていきたいと思います。
では早速!
有馬しのぶのプロフィール
名前:有間 しのぶ(ありま しのぶ)
生年月日:1964年5月18日
出身:福島県会津若松市
職業:漫画家
今現在:神奈川県在住。
1982年『週刊ヤングマガジン』(講談社)「本場ぢょしこうマニュアル」でデビューされました。
「本場ぢょしこうマニュアル」は約8年連載されています。
女子高生の赤裸々な学園生活をコミカルに描き人気を獲得されています!
同作は1987年に映画化もされているとのこと!
やはり、今回も映画化ありそうですよね!
1999年にFEEL YOUNG(祥伝社)にて「モンキー・パトロール」の連載を開始されます
この「モンキー・パトロール」も人気の漫画でファンが多いです!
現在は4コマ誌を中心に活動中のようです。
デビュー作『本場ぢょしこうマニュアル』は約8年連載されています。
「その女ジルバ」で手塚治虫文化賞受賞。
賞金100万円だそうです!
そのほかの作品は、ホテルポパン、モンキーパトロール、リバーサイドネイキッドブレッド、キラキラフィズ、などなど。
ギャグが散りばめられている漫画が多く面白いとのことです!
好み!
有馬しのぶさんのその女ジルバとは?

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ジルバって聞いて何だろ?って思った方多いのではないでしょうか?
人物の名前です。
伝説のママ、ホステスの名前がジルバなんですね。
BAR OLD JACK & ROSE(ジャック&ローズ)で働く高齢の方(高齢婆)のホステスと主人公とのお話です。
終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢婆のジャック&ローズが舞台です。
これだけでももう魅力的で読みたい!
ホステスの平均年齢は70歳以上だとのことです!
いいですね!
70才以上なんてもうお母さんおばあちゃんぐらい?の世代と働くアラフォー女子の主人公の話なんです。
そんな人生の酸いも甘いも知り尽くした高齢婆のホステスたちが常連たちを迎える姿は最高のおもてなしでその姿のは愛しすぎるようです。
そしてその世界に飛び込んだんが主人公、臼井新(40歳)の本業は大手スーパーの倉庫で働いているんですね。
恋人なし貯金なし老後の安心なし!リストラにあって人生終わったかも。。の崖っぷち人生の臼井新(40歳)。
そんな人生に嫌気がさして絶望してあきらめかけていた彼女が、扉を開くのがBAR OLD JACK & ROSE(ジャック&ローズ)。
そしてこの伝説のバーでジルバに出会い、忘れかけていた笑うことや楽しむことを歌って踊って思い出していき、大切な何かを取り戻していくというストーリーです!
二足のわらじで働くことになった見習いホステス笛吹 新(うすい・あらた)!
もうこれ絶対映画化、ドラマ化されると思います。
というかしてほしい〜!
早速読まねばです。
有馬しのぶさんの『その女ジルバ』読んだ方の感想まとめ
人物に迫っていく過程がとっても面白いから自分も主人公と一緒にジルバの魅力に引き込まれてく。
そして重いテーマをユーモアと涙で包んでいる素晴らしい漫画!
重さを感じずサクサク読めるし基本的なギャグっぽい単純な絵でもその中にドキッとするほど力強い言葉が挟まれていてすごいメリハリがある作品!
台詞回しの巧みさの素晴らしさ!
説明口調や長ったらしい台詞なんかは一切ない!
ユーモアと心にしみる美しい言葉を散りばめ、複雑なストーリーをきちんと成功させ進行させている!天才!
平成の財産と言っていい!傑作です!
シリアス要素をふんだんに含んだ第二の人生を見つけるという内容だけでもとっても面白い!
その店を作った今は亡きジルバ漫画ブラジル移民だった設定や戦時中をどう生き抜いてきたか!の描き方の面白さ!
登場する全ての人が愛おしく可愛らしい!
今では考えられない苦労した高齢世代の生きづらい現代でなんとか生き抜かなくてはは、若い世代もみんな一緒で心底、穏やかに人生を楽しむことを願っている。
そんな当たり前のことを思い出させてくれる漫画だ!
いい評価しかありません!みなければ!
有馬しのぶさんさんが受賞した手塚治虫文化賞とは?

https://www.asahi.com/
かの有名な手塚治虫氏の業績を記念して作られた賞です。
朝日新聞社が1997年に作ったもの。
日本国内で刊行・発表されたマンガを対象として、優れた成果をあげた作品やまた個人・団体に贈られる賞のようですね。
手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的!とされています。
マンガ大賞の他に、新生賞、短編賞、特別賞があります。
今回は
新生賞に「歴史の光と闇、人間の欲や業を鮮烈に描いた力量に対して」という選考理由から
短編賞には小山健「生理ちゃん」
特別賞に代表作「ゴルゴ13」が連載50年を達成したことから、長年のマンガ文化への貢献に対して、
最後に
有馬しのぶさんの「その女ジルバ」の漫画が第23回手塚治虫文化賞の大賞に選ばれましたので
まとめてみました。
「その女、ジルバ」の主人公、恋人なし貯金なし!の崖っぷちアラフォー女性・笛吹新は映画化されるとしたら、女優さんは誰がいいですか??
平均年齢70歳の高齢バー・OLD JACK & ROSEのジルバ役は??
考えると楽しくなってきます。
映画化、ドラマ化されてほしいです!
それよりもまず、漫画読まねばでした。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
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